国保税の引き下げ求め、よくする会を結成 一宮民商

 一宮民商も加盟する「一宮市の国保をよくする会」は、七月二四日に結成総会を一宮市民会館で開催し六五名が参加しました。

国保の負担増で、払いたくても払えない
 はじめに、橋本一宮市会議員を講師に、国保制度の学習会を行いました。橋本議員は、中小業者や市民の国保の負担が増大し、『払いたくても払えない』状況になっていること、低所得者ほど負担率が高いこと、国保税の計算の仕組み、一般会計からの繰入金が一宮市は近隣自治体などより低く、繰入金を増やせば引き下げは可能なことなどを図や表を使ってわかりやすく説明しました。

強権徴収の実態参加者が驚きの声
 参加者の関心も高く、活発な質問が飛び交いました。  一宮社保協から鈴木さん(愛商連副会長)が、全国でおきている国保税の強権的な徴収や督促文書を紹介すると、会場から驚きの声が上がり、一宮市の取り立ての厳しさも橋本一宮民商事務局員が紹介しました。
請願署名を九月議会へ
 総会では、会則や役員、財政が確認され、民商など九団体と個人が加盟し、九月の市議会に向けて「国保税の引き下げを求める請願」を五〇〇〇名集めるために市民に呼びかけることを決めました。

「納税の猶予」、「換価の猶予」12名が認められる 津島民商
 津島民商は、三月の確定申告の時に、「消費税が納期までに払えない、困った」という会員がいっしょに「納税の猶予」「換価の猶予」を申請し、その結果が送付されてきました。
全員が法的許可を受けられた。
 十三名が申請し、資金繰りができて取り下げた一名を除いて、十一名が換価の猶予、一名が納税の猶予(昨年に続き期間延長)が許可され、全員が何らかの法律上の猶予を受けることができました。
 集団申請した十二名のうち、大治支部のCさんは「何回か申請し、今回初めて換価猶予が許可された。税務署に『滞納』といって呼び出されて払わないと差押えと脅された昔のことを思うとぜんぜん違う」と喜んでいます。八年前に納税の猶予裁判で原告としてたたかってきた弥富支部のDさんは、「免税点が一〇〇〇万円に引き下げられ、『消費税を納めないかん、だけど納付できない納税者には猶予制度を適用せよ』とみんなでがんばってきました。今になって誰もが許可される制度ができたことは本当にうれしい。みなさんにも応援をいただいてがんばってきた甲斐がありました」と話しています。

民商で初めて申告初めて猶予許可
 今年初めて民商で申告書を書き上げて、消費税が一時に払えないと換価の猶予を申請したEさんは「税金払えないと税務署に言うだけでドキドキ。税務署から電話がかかってきた時はビックリしましたが、役員がいっしょに税務署に行ってくれて安心して説明でき、許可の通知をもらうことができました。当初の計画よりは少し多めに納税できるようになっているので、このままがんばりたい」と話しています。また開業三年目で初めての消費税申告をしたFさんは「売上を伸ばすとその分消費税が増える。これではいつまでたっても税金地獄から抜け出せない。来年の申告のことを考えると頭が痛い」と困り顔。これは申請者全員に共通した悩みです。
猶予申請の積極活用を
 払えない税金をそのままにしていれば、滞納扱いとなり九%以上の高い延滞税がつきます。税務署は「新しい換価猶予の制度は、『払えない』事実と納税の誠意が確認できれば許可する方向です」と表明しています。津島民商は、「まわりの業者で『税金が払えなくてどうしよう』という方に、ぜひ申請をしましょう」と呼び掛けています。
 また、申請から許可まで三から四か月かかっています。民商では、本当に審査に必要な書類にしぼり、速やかに許可されるよう、今後津島税務署に改善を要望していきます。