市民の目線で行政を名古屋市交渉

 八月二五日、名古屋市内七民商と愛商連は、名古屋市交渉を行い、役員・会員・事務局員と名古屋市議団など四三名が参加しました。はじめに、服部愛商連会長が要望書を提出し、坂野副会長の司会で交渉を行いました。中小業者施策と地域要求、社会保障、融資制度、地方税を中心に話し合いました。
 今年度、住民税特別徴収決定通知書に個人番号を記載しなかった点について評価すると共に、来年度以降も記載しない事を求めました。当局は「個人情報補助の観点から、番号を記載すれば書留で送る必要もあるので、検討したい」と回答。市税事務所の職員の接遇の改善については「適切な身だしなみ、態度、言葉遣いのための研修を行っている。納付が困難な場合は、状況を丁寧に聞いて対応するよう周知していきます」と回答しました。
 国保の問題では、「滞納を理由に短期保険証の更新を断られ資格証明証になった」事案についての発言に対し、市は「風邪などの軽い病気では出せない」との回答をし会場から「そんなのおかしい」「生存権の観点からも資格証明証をやめてすぐに正規の保険証を発行すべきだ」と声が上がりました。
 また、来年4月実施予定の国保県単位化によって急な保険料の上昇がないよう求めました。名古屋市の制度融資をもっと中小業者が借りやすい制度に改善してほしい、税金の滞納を理由に融資を断る事のないようにしてほしいと要望しました。
 最後に、柳澤名古屋北部民商会長が「名古屋市の皆さんに私たち市民・中小業者の方をしっかり向いて仕事をしてほしい。そうすれば名古屋市も良くなっていく」とあいさつしました。


平和盆踊りへ出店 名古屋西部民商    8月19日に行われた中村平和盆踊り大会。実行委員会には民商も加盟し、森会長をはじめ会場設営などの準備にも参加し、各支部が出店を行いました。
 前日は豪雨で天気が心配されましたが、当日は晴天となり、朝早くから各団体があつまり、やぐらや店舗のテント張り、提灯などの飾り付けを行いました。夕方からは、各支部の役員さんなどがあつまり出店の準備。民商では、焼きそばや五平餅、唐揚げ、フランクフルト、生ビール、ジュース、イカ焼き、わたがし、串カツを出店しました。
 開始の午後5時には、森会長が主催団体の一員としてあいさつ。お客さんが店に並び、「今年は出足が早いね。作るのが追いつかないよ」と言いながら店をきりもり。家族総出で店を手伝う役員やお孫さんと来てくれた会員など、多くの人の力で「今年も完売!」、「午前中から準備に忙しかったけど、支部の仲間が手伝ってくれて、売り切ることができた」、「盆踊りに出店して10年以上になるけど、自分の商売とは違うお店は楽しいね」などと話していました。

「換価の猶予」の許可勝ち取る 一宮民商  一宮民商会員で建設業を営むAさんは、高い消費税を払うことが大変で、頼りにしていた売掛金が入金されず、悩んでいました。そんな時に民商ニュースで「換価の猶予学習会」が行われている事を知り、事務所へ相談しました。商売や生活の状況を聞き、換価の猶予の申請を行うことにして、申請書を作成し、一宮税務署へ提出しました。
 一宮税務署から換価の猶予の「許可」通知が届き、Aさんは「ただ何もせずにいると滞納扱いになってしまう。そうなると融資が受けられなくなってしまい、差し押さえにおびえながら商売することになる。ホッとしました」と話しています。

個人番号問題で自治体交渉 津島民商
 津島民商は、八月四日、個人番号(マイナンバー)を住民税特別徴収決定通知書に記載し、事務所へ送付した問題で、弥富市・蟹江町・飛島村に対して要請・懇談を行いました。
 交渉では、「全国では、二七四自治体が、番号を記載しない決断をしましたが、総務省の指示通り番号を記載して送付したために、誤配送などで、わかっているだけで全国で一〇〇を越える自治体で個人番号の漏洩がおこっています。このことを厳重に受け止め、通知書への個人番号記載の方針を改めること」を求めました。
 これに対し、弥富市では「全体として記載して送付するということで従ったが、記載していない自治体数や情報漏洩の情報も頂いたので、これも参考に来年度は検討したい。番号記載は手間がかかる。記載しない方が楽です」と回答しました。
 番号の漏洩があった蟹江町は、「漏洩の重大さを痛感している。これまで以上に複数の職員の目で確認作業をすすめる」と再発防止の説明がありましたが、「総務省の指示が変わらない限り、これまで通り番号を記載します」と強弁しました。
 飛島村では、「番号記載を続ける方向だが、特定記録郵便など、誤配のないよう細心の注意を払う」と回答しましたが、「番号記載は事務量も経費も増える。個人番号無しでも特別徴収はできる」との発言もあり、「周辺自治体とも相談していきたい」と話しました。
 参加者は各自治体に対して「総務省の指示よりも、住民の利益を守ることを最優先に考えるべき」、「納税者の情報漏洩を防ぐ視点で、来年度の対応を考えてほしい」と強く要望しました。

会員訪問で対話弾む 名古屋北部民商
   名古屋北部民商は、全国商工交流会や支部の行事などのお誘いで会員訪問を行っています。
 8月10日に、柳澤会長は、事務局員と一緒に会員訪問。今年から会長になり「新しく会長になった柳澤です」と名刺を差し出してあいさつする。「わざわざ来て頂いてありがとう」とあたたかく迎えてくれました。9月の全国商工交流会のお誘いもしながら、商売の話でもりあがりました。柳澤会長は「民商にはいろんな商売をしている人がいるのは知っていたけど、実際に会って話せたので大きな収穫。これからも訪問活動を続けたい」と話していました。
 山田支部は、8月27日のバーベキュー大会に向け、役員が会員訪問を行いました。加納支部長は、「私、大工なんです」と自己紹介すると、「大工ですか、大事な仕事です。店舗建てるときはお願いできるね」などと対話に、病気で仕事を休んでいる会員の家族は「心配頂いてありがとう。今日から仕事に行けるようになりました」と話していました。婦人部長は、訪問先で「野菜を切ってきてくれる?」などと当日の役割分担もでました。他にも署名やアンケートのお願いなどをして、快く応えてくれる会員が多くいて、「直接会って話しが出来て良かった。若い人もいることがわかって励まされた」と話していました。