税金に強い民商を広げ、春の運動の成功を
消費税大学習会&春の運動スタート集会

 民商・愛商連は、新年一月六日に労働会館で、消費税大学習会&春の運動スタート集会を開催し一〇〇名が参加しました。
 前半は、全国商工新聞でもおなじみの湖東先生が、「消費税、複数税率とインボイス方式」と題して講演。「元旦のニューイヤー駅伝の上位の企業は、消費税を還付されている企業。そういう企業しか、文化・スポーツ活動ができない。消費税はそれくらい重い税金。十%になれば、さらに納税が難しく、倒産する企業も増える」といかに消費税が中小・零細企業に重い税金かを解説。
 さらに、「食料品などは増税されず、値上げにならないとの宣伝は、ごまかし。その製造・サービスにかかる税率は十%。価格決定権は企業にあり値上げされる。税率据え置きで得するのは、大手食品メーカーの納税額が増えないだけ。そもそも複数税率は複雑すぎて理解できない。八%なのか十%なのか。税務署の勝手な判断に任されている。中小業者はとても対応出来ない」と複数税率導入への問題点を解説。
 さらに、「インボイスが導入されれば、課税業者でないと商売取引が出来ない。免税業者も課税業者にならざるをえない。適格請求書(インボイス)の発行許可は税務署長が出す。税務署長の許可なしに商売できないことになる」とインボイス制度についても鋭く指摘しました。

愛商連春の運動スタート集会
   春の運動スタート集会は、服部会長あいさつのあと、春の運動DVDを鑑賞。各民商の代表が決意表明。
 「今年は憲法と消費税で大きく外へ打って出て、五つの拡大で三月末現勢を突破したい」(港)、「毎週の相談会や大量宣伝、統一行動を決めた。五六条廃止も婦人部と一緒に運動したい」(一宮)、「秋は支部リレーにとりくみ、春はすごろく拡大で、三月末現勢を突破したい」(名古屋南)、「毎週プラスワン拡大にとりくみたい。今日も十名が参加した。この学習を力にしたい」(名古屋西部)、「春のスローガンは『あったか民商で年間増勢』。五つの拡大年間増勢にしたい」(名古屋北部)、「新しい民商になって初めての新年。秋は減らさなかった、春は増やしたい」(名古屋東部)、「班・支部で申告相談を計画。折込やポスティングで知らせ支部で相談会」(春日井)、「申告学習会で、役員が相談にのり、外にも打って出て仲間を増やしたい」(小牧)、「フリーペーパーや手まきチラシで宣伝して相談会。運動参加者を広げたい」(昭天瑞)、「会員と顔を合わせて話し合い、紹介につなげたい」(知多中央)、「全世帯への宣伝と支部でのチラシまきで、大いに民商を知らせる」(稲沢)と意気高い発言が続きました。最後は、板平愛商連拡大推進委員長のまとめ報告と団結がんばろうで春の運動への奮闘を誓い合いました。

新入部員も参加して申告学ぶ
名古屋北部 青年部申告相談会

   名古屋北部民商青年部は、12月14日に申告相談会を開催し、11名が参加しました。その中には、この秋に入部した部員が5名もいました。
 初めに、11月の全青協総会に初参加した部員から総会の報告があり、部員を増やして3部門の基準を突破して表彰された賞状をかかげて全員で記念撮影。
 その後、自主計算パンフを使って、憲法に保証された税制度、納税者の権利を読み合わせした後、所得計算のやり方や収入・経費の「発生主義」の考え方、必要経費の範囲などを学び合いました。
 その後の質問タイムでは、「家事関連費の按分は?」「どの税金が費用になるの?」など次々と質問がだされ、講師や部員が丁寧に答えていました。橋本部長は、「小規模共済等掛金は所得控除できるからお得だよ」などのアドバイスもありました。また、最近の税務調査の特徴や消費税のしくみ、インボイス制度の問題点など多方面にわたり話し合われました。
 青年部は、11月の新入部員歓迎会に4名、今回は5名と新しい部員の参加が増えて手応えを感じています。学習会終了後も、申告に向けた簿記の対策や仕事の悩みなどもだされ、なごやかで実りある学習会となりました。

各界連 クリスマス宣伝
消費税強行採決から28年

 1988年12月24日に竹下内閣が消費税法案を強行採決したことに抗議し、毎年行っている消費税増税中止・廃止を求めるクリスマス宣伝を12月22日に栄・三越前で行いました。この行動には、愛商連の他、愛労連、自治労連、年金者組合、保険医協会、消費税をなくす会などから16名が参加しました。
 着ぐるみも登場し、風船やティッシュ、チラシを配りながら買い物などを楽しむ市民に署名やシール投票を呼びかけました。
 シール投票では、若者を中心に消費税増税「賛成」にシールが目立ち、25人中11人が増税賛成というシール投票始まって以来の結果に。参加者は「安倍政権が宣伝する『教育予算のために使う』、『国の借金を減らす』が、国民に浸透し幻想を抱かせている。国民本位の税金の使い方・取り方についてあらためて広げる必要があるね」と思いを新たにしていました。

納税・納付の相談は民商へ
名古屋西部民商

 名古屋西部民商に、法人経営のDさんから「社会保険料が納付できずに年金事務所から呼び出しを受けた」と相談がありました。また、Eさんから「税務調査になって多額の税金がでた。これから市県民税や事業税が発生するが、どう対応したらいいか」と相談がありました。DさんもEさんもインターネットで納税のことを調べ、民商に相談に来ました。
 Dさんとはさっそく、役員と一緒に年金事務所に相談に行きました。職員に事業の状況と今後の納付計画を話しました。一人で行ったときは一括納付を迫られましたが、今回は状況をよく聞いてもらえ、分割で納付することが認められました。
 Eさんは、「払えないとどうなりますか。それが心配で」と話し、市税事務所や県税事務所にどうやって相談に行ったらよいか不安に思っていました。「話を丁寧に聞いてくれて、アドバイスももらったので、払えない場合は、税務署や役所に納税の相談をしてみます」と安心した様子でした。

保証協会の役割のいっそうの発揮を
名古屋市信用保証協会と懇談

十二月七日、名古屋市内六民商と愛商連は、名古屋市信用保証協会と懇談を行いました。
 服部愛商連会長から要望書を手渡し、双方があいさつした後、要望書に沿って懇談と意見交換を行いました。
 「信用保険法が改正されているが、それに対する対応は?」、「保証協会が金融機関の業務を圧迫しているとの記述もあるが、保証協会の役割はかわるのか」などの質問には、「保証業務の他に、経営相談に重きを置くような指導はあります。保証料が減少するのではと危惧しています」と回答しました。
 「申し込んで断られた場合に説明がない」との質問には、「保証を断る場合は、必ず説明をするようにしています。金融機関が説明しない場合があるのでは」と回答し、引き続き保証協会の役割をしっかり果たすよう要望しました。