利用しやすい保証制度の実現を

名古屋市信用保証協会と懇談
 名古屋市内6民商と愛商連は、12月7日、名古屋市信用保証協会に要望書を提出し、懇談を行い、7名が参加しました。保証協会からは、営業統括部長・企画部長・総務部長・債権管理部長をはじめ主だった部長・室長が出席しました。
 この懇談会は、より良い信用保証制度と名古屋市内の中小業者を融資の面から支援する保証協会の役割発揮を求めて毎年行っています。
 保証協会の要望書に対する回答に基づいて懇談を行いました。
 「信用保険法の改正で保証協会の役割が増加しているが、その役割はどのように成っていますか」という問いに対して、「名古屋市の制度融資をはじめ、多様なニーズに応えるべく、銀行と共に連携して運営している」と回答しました。
 また、「経営診断や経営計画の策定などを中小業者が出来るように、中小企業診断士協会など外部機関の協力も得て、指導や相談を行っています」と話しました。
 その他、「創業者向けにも名古屋市振興センターと連携し相談やセミナーの開催なども行っています」、「申込者の立場に立って、審査・相談にのるようにしています」などと話していました。
 「中小業者の個々の実情を考慮し、審査・融資を行うこと。保証されたら速やかに融資が実行されるように銀行を指導すること」という要望に対しては、「審査では、個々の事業者の状況・計画・資金繰り等と合わせて、長所を最大限に考え、短所も改善に向けた提案をしている。銀行にも保証協会と重複した審査にならないように協力を依頼しています」と回答しました。

 

支部で集まりきずな深める
  1年の労をねぎらい支部忘年会 北名古屋民商
 北名古屋民商では、各支部で忘年会を開催。1日は、先陣を切って豊山師勝支部の忘年会には20名が参加しました。冒頭で、役員から「一年お疲れさまでした。消費税増税など暗い話題が多いですが、この忘年会で英気を養ってもらって来年も頑張りましょう」との挨拶があり、その後は運ばれてくる料理に舌鼓しながら近況報告や家族の話で談笑しました。
 清須支部は、商工新聞読者の「喫茶田園」で行い、13名が参加。刺身やてんぷらなどの会席料理を食しながら交流し、途中からはカラオケ大会を開催。橋本会長もマイクを握り、会を盛り上げました。参加した会員からは、「いつもと違った雰囲気でとても楽しかった。また、来年も参加したい」と感想を話していました。  

支部の交流深めよう!忘年会や新入会員歓迎会 名古屋西部
   名古屋西部民商の日比津中豊支部・栄生班で、11月に入会された河津さんの歓迎会を開きました。
 井上支部長をはじめ、班の仲間が三人集まりました。
 はじめに井上支部長が挨拶し全員が自己紹介。自分の商売を話す中で、河津さんの「ホルモン・焼肉のお店」が話題に。そして、これまで経験してきた仕事の話などを交流しました。
 河津さんは「税金や経営のこと、民商の事など何を聞いてよいのやら?」と話していましたが、井上支部長が「今日は2人が仕事で来ていないけど、みんなで集まって色んな話をしていくので、参加してもらってお互いに勉強しよう」と話しました。  

青年が自分の商売を語る 名古屋北部民商青年部
   名古屋北部民商青年部は十一月二七日に「商売を語る会」を開き、青年部員五人を含む九人が参加しました。
 青年部長は、オーダーメイドのスノーボード制作の仕事を開業するにあたり、名古屋市の「平成三十年度スタートアップ企業支援補助金」と愛知県の「あいち中小企業応援ファンド助成金」を申請した経験を発表。「SWOT分析とも関連があり、経営の内容や計画を分かりやすく説明する工夫をしました。最終的には『これは、ほんとに自分で作られましたか』と聞かれた。書面で通るかどうかなので中小企業診断士などプロに依頼している人が多い。しかし、自分のように小規模なところではプロに何十万も払ったら残らなくなってしまう」「愛知県の補助金が本命だったのでじっくり準備したが、そもそもの順序を踏んでいなかったために締め切り直前に持って行ったのに門前払いされた。対応が非常に悪くてがっかりした。補助金を申請しようと思ったきっかけは、補助金学習会に参加したこと。いろんな場所に出ることで勉強になる」と明快に話しました。
 二人目の橋本さんは、「従来のネットでの家電販売は安定しているが、今後を見越して新しい法人を創業した。法人設立を自分で行った法人所在地の春日井市には、法人登録免許税の補助があったが、知らずに申請できなかった。信用金庫の創業塾に参加して勉強になったし、春日井市は利子の補助(利子補給)もあると教えてもらい開業資金の申し込みをしている。今、町内会長をやっていて、地域の人が助けてくれたり、民商でも教えてもらったりと、商売には人の繋がりが欠かせないと感じている」と実感のこもった発言をしました。
 三人目は柳澤会長。どうして造園業に携わるようになったのか、生い立ちから語り始め、親の借金で二代目として苦労したこと、自分の家族にも苦労をかけたが、民商と巡り合い、現在会長として奮闘している状況を報告しました。  

強制執行許さない運動を滞納処分・差押問題学習会
   十二月十五日、愛知社保協と愛商連などが共催で「滞納処分・差押え問題学習会」を港区港湾会館で開催し、三七名が参加しました。
 吉野晶弁護士による基調講演「違法・不当な滞納処分~行政による過酷執行をなくす民に、行政権行使をチェックしよう~」では、「自治体の税債権には、税額の決定、請求、強制執行、換価まで、全てを自治体だけで行える「自力執行権」という特性がある。加えて自治体は強制力を伴う調査権も持っている。ならば滞納処分の消極的要件も自らチェックするべきです」と話しました。参加者からの「給与ではない自営業者の売掛金差押えに対してはどう戦っていけば?」との質問に対して、基本通達法七六条関係の「差押えにより生活の維持を困難にする恐れがある金額については、差押を猶予し、または解除することが出来ます、活用しましょう」と回答しました。
 尾張旭市議会議員の榊原利宏による視察報告「生活困窮者支援、滞納整理について」では、滋賀県野洲市の「滞納者の問題を解決することは、その生活を壊さずに納付してもらうこと」の立場での滞納整理事務や、市の債権の一部放棄できる「野洲市債権管理条例」、消費者トラブル解決や生活困窮者等への支援の拡充などを含む「野洲市くらし支えあい条例」などについて学びました。